今年もあと1ヵ月2019年12月1日
早いもので今年もあと1ヵ月。
新天皇が誕生し元号も令和になりましたが
増大する社会保障費、少子高齢化、格差拡大
ニュースや新聞紙上で踊るこれらの文字に
何とも言えぬ閉塞感が漂います。
そんな中で経済に目を向ければ
クレマン・ジュグラーが提唱する景気循環論
ジュグラー循環によると景気循環は10年サイクルで
拡大、縮小を繰り返します。
リーマンショックから約10年
今年から来年にかけ経済危機が起こりそうな兆候がちらほら
出始めていて、金融市場では世界中の緩和マネーが投資先を探し
シャドーバンクやジャンク債等、ハイリスな市場にまでも
緩和マネーが流れ続けた結果。
壮大なババ抜きが始まろうとしています。
実態経済はというと
米中貿易戦争の影響が
サプライチェーンを基盤とするグローバル企業に
大きな打撃を与えていますし、
また、地政学リスクの高まりから
先行きの不透明感が増大しています。
日本では、消費増税があり経済の先行きも暗いですが
このまま経済が順調に推移する事祈るばかりです。
来年は無事、東京オリンピックが行われますように。