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売りたくても売れない不動産問題。2019年11月26日

みなさんこんにちは。

本日は曇天で気温も低く秋もそろそろ最終周へと変わり目の様な天気ですね。

秋といえば紅葉ですが

私が育った南足柄市に最乗寺というパワースポットで有名なお寺さんがありますが

そちらは紅葉も有名で、今は紅葉真っ盛り、ピークは過ぎましたが今週末ぐらいまでが見どころだと思われます。一見の価値ありですので是非お運びください

こんな感じの紅葉です。↓

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話は変わりますが、最近の不動産コンサルでの無料相談で増えてきているのが

売りたくても売れない不動産問題。

1980年台のバブル全盛時代に購入した別荘地の処分についての

相談です。

別荘地にかかる維持費が大変なので処分したい

関東圏外(関東から車で数時間ブランド地域は除く)の別荘地でよくある話なのですが、

道路の管理が公ではないパターンで道路の整備や水道の管理等にと、分譲会社から管理費を徴収されるのですが、

これがバカにならない金額なのです。

また、このような別荘地は売却できない可能性が高いので

ご相談者からすればタダでも良いので、処分したい。

所有権を放棄したいと言われますが、現行法では所有権放棄はできず認めてしまえば課税逃れや管理費用を国に転嫁しようというモラルハザードを招きかねない。

故に所有者本人が亡くなった場合に相続放棄という形で処理するしか方法がない。

相続放棄の場合でも自宅や金融商品等の別の相続財産が有る場合には固有財産だけの放棄は出来ない為、全財産放棄ともなれば、これはこれで現実的ではないので頭が痛い所でしょう。

 

まぁ、他の方法はないかと聞かれればなくはないのですが、

例えば別荘地以外の財産を期間をかけて子や孫に基礎控除110万円を利用しながら歴年贈与し別荘地だけを相続放棄させる方法。これはとても手間がかかるし他の問題(親子間の力関係のもめごと)も発生する可能性もあります。

他には、隣接地オーナーへの寄付、行政機関や社会福祉法人等への寄付が可能か模索するのも一案です。

せっかく大枚はたいて買った不動産も使用価値や財産価値がなくなれば経費が掛かるだけの放蕩息子になりかねません。


 

2020年秋の臨時国会に民法や不動産登記法改正案の中で不動産所有権放棄に関しての内容も含まれておりますので、その原案をご紹介します。「所有を巡って争いが起こっておらず、管理も容易にできる」のを条件に、所有権の放棄を可能にすると明記したそうです。

この法案が通れば所有権放棄は可能になりますが、前出の別荘地のように管理費が掛かる場所は原案記載の「管理も容易」との文言に抵触し放棄は出来ないでしょう。