小型玩具ロボット「COZMOコズモ」とビジネス手法2017年9月18日
タカラトミーで発売される小型玩具ロボット「COZMOコズモ」
手のひらサイズで顔認識や会話もでき、かわいいフォルムに
思わず購買意欲をそそられる。
また、価格は29,138円税込ながら
メカニックはギヤ数50、部品は何と300を超え
ジャイロも採用AIを搭載した優れもの。
特筆すべきは、コズモ開発における従来とは異なる手法が採用されていること
コズモ開発チームは機械工学、ロボット工学、AI、アニメーター、音響技師等が参加
業界の垣根を超え造られた新しい時代の製品です。
従来の企業における製品開発は大量生産大量消費を旨とし内部社員による開発
スキームが重視されて専門的な分野では強みを発揮していましたが、
消費動向が多様化したり技術が複雑化した
新たなビジネス環境化では通用しなくなりつつあります。
その様な意味でもコズモは単なる玩具ロボットというだけではなく、
新しい、ビジネスのあり方を誰にでも分かり易く具現化された
最適なプロジェクト製品ではないでしょうか。
自動運転システムや、IOT、仮想通貨におけるブロックチェーン等、
異業種間交流も盛んになりつつある現在では、業界の垣根を
越えられるかが成否を分ける分水嶺になるでしょう。
不動産業界にも広がる異業種コラボ
VRを利用した仮想モデルルームやクラウドファンディングの資金で
不動産リートを行う等、IT化が遅れている不動産業界にも新しい時代の波が
押し寄せ始めている。
その中で、いち早く業界地図の
切取合戦を制するのは
別業界からの参加企業かもしれませんね。