お休みの過ごし方。2017年9月7日
昨日は水曜日、何故、不動産屋は水曜日休みが多いのか?
それは営業種やサービス業の
お客様は大概土日休みで、また契約等が水に流れるとの
縁起を担ぎで水曜定休が多いと言われています。
なので、当社も水曜定休であります。
「そんなの知っている」との声が聞こえてきそうですが
それはさておき、
まあ、休みといっても何をするわけでもないが
昨日は久しぶりに
大雄山最乗寺へお参りに行き、
その帰りに本屋に立ち寄りました。
自分は難しい文学や哲学書をチャレンジしてみたいなあ~
と思うのですが、そのような身の丈に合わない本を読むと、
スグに瞼が重くなり船漕ぎが始まってしまって
読まなくなる可能性が高い、いや絶対、読破できない。
なので、ついつい読みやすいビジネス書に手が伸びてしまう。
ということで、今回はこの本を購入しました。
マイホーム価値革命
2022年「不動産」の常識が変わる
東大卒、三井不動産出身の著者 牧野智弘氏がこれからの不動産トレンを
実際の事例を参考に分かりやすく解説。
空き家の増加、団塊世代の相続、人口減、
生産緑地の解除による供給量増が
及ぼす不動産価格の変動や
業界独自の悪しき体質を鋭く指摘。
今後の不動産価値に関する予測もあります。
しかし事例は都心部を中心に首都圏がほとんどで、地方の事例が少ない
地域性は加味されていない。
また、収益物件や住宅の様な長期保有が目的の場合、自然災害リスクも
考慮されておらず、この辺は少し残念。
本書は物件価格等の具体的数値化と実例よって
論理的にバランス良く構成され、また業界の裏話に至っては
業界と一般の方の情報の非対称性も、鋭くえぐり
一般の方には、知りえない、
知られるとマズイとされていた内容も開示された希少な一冊だと思いました。
これからの不動産の価格に興味をお持ちの方、家の購入を考えている方、
アパートを建てるか検討している地主さん等にはおススメの一冊です。